配偶者控除を受けれない共働き主婦の嘆き
投稿日:2016年11月30日
去年書いた記事、2016年10月からパート主婦でも社会保険加入が必要になりそうな話が現実になり、実行されていますね。
パートタイム労働者の社会保険の適用枠が拡大され、大企業にお勤めの方などはパートでも社会保険加入が必須になりました。
いわゆる106万の壁。
そして、次は、パート主婦の働き方を考えさせられる、配偶者控除についての議論が行われているようです。
最初は、配偶者控除をなくす方向とか、夫婦控除を作るとか、そんな話があって2転3転し、配偶者控除を受けられるパート年収を上限150万まで引き上げる話で進んでいるようだ。
配偶者控除 パート主婦の年収を103万から150万へ拡大
これには、旦那さんの年収が1120万円超ならば、配偶者控除が受けれないらしい。
もちろん我が家には関係ない話だが、世帯年収によって変わってくるのには不満が出てくるのもわかるような気がする。
すでに扶養から外れて働いているフルタイム勤務などの共働き世帯は、もちろん配偶者控除は最初から受けていないので、関係ない話なのだが、
当初少し話に出ていた、夫婦控除はどこにいったんだろう。
夫婦控除は、共働き世帯でも税金の控除が受けれる制度のようだが、いつのまにか無くなってしまった。
これは、パート世帯からの増税が見込まれるために、大幅な世帯に反発が起こるからいつの間にか無くなったらしい。
主婦の働き方を制限したくない、といって整備されつつある配偶者控除もなんだかよくわからない状況で、なかなか議論が進まないようですね。
社会全員が平等に受け取れる制度というものを考えてほしいと切に願いますよ。
執筆者:fx-mama